20世紀日本人名事典 「高橋明」の解説
高橋 明
タカハシ アキラ
大正・昭和期の泌尿器科学者 東京大学名誉教授。
- 生年
- 明治17(1884)年11月5日
- 没年
- 昭和47(1972)年3月12日
- 出生地
- 愛知県
- 学歴〔年〕
- 京都帝国大学福岡医科大学〔明治42年〕卒,東京帝国大学大学院
- 学位〔年〕
- 医学博士〔大正6年〕
- 主な受賞名〔年〕
- 勲一等瑞宝章〔昭和45年〕
- 経歴
- 東京帝大大学院を経て渡欧し、帰国後の大正5年新潟医専教授となり、昭和2年東京帝大教授、15年同大学付属病院長、17年同大学医学部長、20年定年退官し名誉教授となる。21年から37年まで郵政省東京逓信病院長に就任。また中央社会保険医療協議会などの委員をつとめ、日本性病予防協会長、野口英世記念会理事長などを歴任した。日本の泌尿器科学の発展に大きな力があった。著書に「膀胱鏡図譜」「泌尿器科レントゲン図譜」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）20世紀日本人名事典について 情報