高炉炉頂圧回収発電装置(読み)こうろろちょうあつかいしゅうはつでんそうち(その他表記)top pressure recovery turbine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「高炉炉頂圧回収発電装置」の意味・わかりやすい解説

高炉炉頂圧回収発電装置
こうろろちょうあつかいしゅうはつでんそうち
top pressure recovery turbine

鉄鉱石から鉄を得るために用いる高炉から出る高圧力の高炉ガスを,ガスタービン発電機に導いて発電する方式。高炉ガスは燃焼させることなく,タービンに通され,タービン通過後には燃料ガスとして利用されている。鉄鋼業における主要な省エネルギー技術の一つである。 1990年には,日本の高炉の 83%に当たる 38基に導入され,その出力合計は 48万 kWとなっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む