高祖郷(読み)たかすごう

日本歴史地名大系 「高祖郷」の解説

高祖郷
たかすごう

現前原市南東端の高祖に比定される中世の郷。怡土(いと)庄の内。正応三年(一二九〇)七月一三日の蒙古合戦勲功賞配分状(入江文書/鎌倉遺文二三)に「高祖郷」とみえ、田原基直が郷内の末永名一〇町と同名内屋敷三ヵ所などを文永・弘安の役の勲功の賞として与えられている。正安四年(一三〇二)、源(中村)続は怡土庄怡土方にある当郷内の田地などを嫡子熊鬼丸に譲った(同年二月日「源続所領大間帳」中村文書/鎌倉遺文二七)。年月日未詳の二通の怡土庄坪付注文断簡(同文書/大分県史料一三など)によれば恒吉(つねよし)名も当郷内であったが、常荒・川成などが多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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