高西洞院町(読み)たかつじにしのとういんちよう

日本歴史地名大系 「高西洞院町」の解説

西洞院町
たかつじにしのとういんちよう

下京区西洞院通高辻下ル

南北に通る西洞院通(旧西洞院大路)を挟む両側町。

平安京の条坊では左京五条二坊三保一三町東側及び同五条三坊二保四町西側にあたり、平安中期以降は高辻西洞院大路の南の地。

「中右記」嘉承二年(一一〇七)八月二七日条に「夜半許南方有焼亡、西洞院高辻朝実宅盛雅宅也」とあり、当町に摂政藤原忠実の家司源朝実・源盛雅の邸宅が所在。翌二八日条によれば、この火災で朝実の女など女子三人が焼死している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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