デジタル大辞泉 「条坊」の意味・読み・例文・類語 じょう‐ぼう〔デウバウ〕【条坊】 1 町の道すじ。まちすじ。2 古代、都城の市街区画。平城京・平安京においては、朱雀すざく大路によって左京・右京に分け、南北に走る大路によりそれぞれを四坊に、東西に走る大路により九条に分け、碁盤の目のように区画した。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「条坊」の意味・読み・例文・類語 じょう‐ぼうデウバウ【条坊】 〘 名詞 〙① まちの道すじ。まちすじ。[初出の実例]「長安の九街十二衢の条坊を埋めつくす四季とりどりの花木」(出典:漆瑚樽(1950)〈井上靖〉二)② 平城京・平安京で、唐の長安の制に模してつくられた碁盤目状の市街区画。朱雀大路をはさんで左右両京を各四坊に分け、南北を九条に分けた。〔口遊(970)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例