デジタル大辞泉 「高野六十那智八十」の意味・読み・例文・類語 高野こうや六十ろくじゅう那智なち八十はちじゅう 高野山や那智山では男色が盛んで、60歳や80歳の老年になっても男色の相手をさせられる者があるという意。一説に、高野紙は1帖が60枚、那智紙は1帖が80枚であるところから出たとも。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「高野六十那智八十」の意味・読み・例文・類語 こうや【高野】 六十(ろくじゅう)那智八十(なちはちじゅう) 高野山や那智山には六〇歳、八〇歳で男色の相手を勤めさせられる者がいるという意。また、高野紙の一帖は六〇枚、那智紙のは八〇枚であるところから、これに年齢をかけたものとも。年よりを相手とする男色のたとえ。高野六十。〔俳諧・毛吹草(1638)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例