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高野紙 コウヤガミ

4件 の用語解説(高野紙の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

こうや‐がみ〔カウヤ‐〕【高野紙】

高野山付近から産出する紙。高野版・障子・傘などに用いられた。

出典|小学館
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デジタル大辞泉プラスの解説

高野紙(こうやがみ)

和歌山県伊都郡九度山町で生産される和紙。原料はコウゾなど。鎌倉時代に刊行が始まった「高野版」に用いられたことから発展。虫害に強く、保存用、また傘紙、障子紙などに多く用いられた。

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

こうやがみ【高野紙】

高野山付近で産する紙。高野版などに用いられた。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

高野紙
こうやがみ

紀伊国(和歌山県)の高野山周辺で漉(す)かれる和紙。高野山へ登るには七口(ななくち)と称して7本の道が開かれ、そのいずれにも清流があるために平安時代末期から付近のコウゾ(楮)やガンピ(雁皮)を原料とする紙が漉かれ、おもに寺院で使用された。ことに上古沢(かみこさわ)、下(しも)古沢、河根(かね)(九度山(くどやま)町)、細川(高野町)などの村落が有名で、鎌倉時代の高野版(高野山金剛峯寺(こんごうぶじ)で印刷・発行した仏典類)の用紙に利用された。現在細川でただ1軒だけが伝統を守って漉いている。[町田誠之]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の高野紙の言及

【紀伊国】より

…黒江漆器も江戸時代の初期からすでに有名で,幕末期には全国から黒江に漆器商人が集まり,賃稼職人も約2000人いるほどに栄えた。高野紙は高野山麓の高野紙十郷が恵美須講を結んで自主統制をしながら生産した。備長(びんちよう)炭は姥目樫を1000℃以上の高温で焼いて生産し,たたけば金属音がする上質の炭で,江戸・大坂等でも焼物や料理などに重宝された。…

※「高野紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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