鬢鏡(読み)ビンカガミ

デジタル大辞泉 「鬢鏡」の意味・読み・例文・類語

びん‐かがみ【×鬢鏡】

鬢を映してみるのに使う、柄つきの小さい手鏡。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鬢鏡」の意味・読み・例文・類語

びん‐かがみ【鬢鏡】

  1. 〘 名詞 〙 鬢をうつして見るための柄のついた小さい手鏡。鬢の鏡。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「びん鏡取出して」(出典:浮世草子・好色五人女(1686)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android