鬼槌(読み)おにのつち

精選版 日本国語大辞典 「鬼槌」の意味・読み・例文・類語

おにのつち【鬼槌】

狂言鷺流蓬莱(ほうらい)の島から日本にやって来た鬼が、男ふたりと酒を飲んでよい気持で寝てしまう。すると男たちは鬼の持っている宝の小槌を盗んで取り合う。騒ぎに目をさました鬼は小槌から宝を出してやり、蓬莱の島に帰って行く。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android