魚の水を得たるが如し(読み)うおのみずをえたるがごとし

精選版 日本国語大辞典 「魚の水を得たるが如し」の意味・読み・例文・類語

うお【魚】 の 水(みず)を得(え)たるが如(ごと)

  1. 離れることのできない親密な交情のたとえ。また、苦しい境地から脱して、大いに活躍できるようになることをいう。
    1. [初出の実例]「吉野の君も魚の水を得たる如く叡慮を悦ばしめ」(出典:太平記(14C後)二六)
    2. [その他の文献]〔蜀志‐諸葛亮伝〕

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