鮎走村(読み)あいばしりむら

日本歴史地名大系 「鮎走村」の解説

鮎走村
あいばしりむら

[現在地名]高鷲村鮎立あいたて

長良川右岸、標高五〇〇メートルほどの山地に位置し、北は大洞おおぼら谷・小洞こぼら谷・古屋ふるや谷をさかのぼって大日だいにちヶ岳(一七〇八・九メートル)に連なり、西は白川しらかわ街道で前谷まえだに(現白鳥町)に通じる。同街道沿いに集落を形成。相走・逢走とも書く。地名は大雨の際庭中に鮎が集まって遊び、これを天皇に献じたことに由来するという。大日ヶ岳中腹、大洞川上流の「みいらず」の地名は稗・粟などが実らなかった場所の意味で、大日ヶ岳における焼畑農法の限界点を示す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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