ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
徳川実紀
とくがわじっき
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初代家康(いえやす)以来10代家治(いえはる)に至る徳川将軍の実録。本編には編年体で歴代将軍の政治的業績を収録し、付録にはその嘉言(かげん)・善行を集め記す。本名は『御実紀』で、『徳川実紀』は俗称。「東照宮(家康)御実紀」のほかは歴代ごとに諡(おくりな)を冠して、「台徳院殿(たいとくいんでん)(2代秀忠(ひでただ))御実紀」などと題をつけた。大学頭(だいがくのかみ)林衡(たいら)(述斎)総裁のもと、成島司直(なるしまもとなお)が執筆、1809年(文化6)に稿をおこして1843年(天保14)に正本、1849年(嘉永2)に副本が完成。本編447冊、付録68冊、ほか成書例・総目録・引用書目1巻を加えて総計516冊。日本では『文徳(もんとく)実録』『三代実録』を、中国では唐の『順宗実録』や明(みん)朝・清(しん)朝の実録を模範とした。達意の仮名交じり文で記述は正確だが、将軍の事績を褒めすぎたのが欠点。その続編が『続徳川実紀』で11代家斉(いえなり)から15代慶喜(よしのぶ)に及ぶ。ただし家斉・家慶(いえよし)2代だけが整備、他の3代は史料を配列、綱文をつけたにすぎない。編修の体は正編に同じ。編修は1870年(明治3)まで続行された。黒板勝美監修『新訂増補 国史大系』(正38~47、続48~52)に所収。
[宮崎道生 2016年4月18日]
『坂本太郎著『日本の修史と史学』(1958・至文堂)』
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…また特殊なものであるが《幕府書物方日記》225冊(内閣文庫蔵,《大日本近世史料》所収)も有名である。幕府日記は作成に精粗があるうえ,1657年(明暦3)の大火による焼失をはじめ,散逸したものも多いので,広く残編断帙を探って編纂した《徳川実紀》にその代役を求めるのが便利である。【大石 慎三郎】。…
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