たい‐の‐えたひのゑ【鯛餌】
- 〘 名詞 〙
- ① 「ゆむし(螠)」の異名。
- ② 等脚目ウオノエ科の節足動物。体長約二~五センチメートルで雌の方が大きい。体は扁平な楕円形で板状の体節からなる。全体に黄白色ないし暗灰色。付着するのに適したかぎ形の小さな胸肢をもつ。日本沿岸に普通にみられる。タイ科魚類の口内に寄生し、その状態がタイが餌をくわえているように見えるところからの名。雄性先熟の雌雄同体である。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
Sponserd by 