精選版 日本国語大辞典 「鯱立」の意味・読み・例文・類語 しゃちほこ‐だち【鯱立】 〘 名詞 〙① 鯱(しゃちほこ)②のように立つこと。両手をついて体を支え、足を上にあげてさかさに立つこと。さかだち。[初出の実例]「覚兵衛獅子〈略〉獅子舞のしゃちほこ立のあしまより難波江ならで出る月影」(出典:江戸職人歌合(1808)下)② できるかぎりの手段・方法を尽くすこと。むりさんだんをすること。 しゃっちょこ‐だち【鯱立】 〘 名詞 〙 「しゃちほこだち(鯱立)」の変化した語。[初出の実例]「鯱鋒立(シャッチョコダチ)が上手で」(出典:落語・錦魚の御拝謁(1893)〈三代目三遊亭円遊〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by