鰐淵 賢舟(読み)ワニブチ ケンシュウ

20世紀日本人名事典 「鰐淵 賢舟」の解説

鰐淵 賢舟
ワニブチ ケンシュウ

昭和期のバイオリニスト



生年
明治43(1910)年1月10日

没年
昭和61(1986)年9月9日

出生地
新潟県長岡市

本名
鰐淵 仁四郎(ワニブチ ニシロウ)

学歴〔年〕
プラハ国立音楽院〔昭和13年〕卒

経歴
米国、さらにプラハ音楽院などに15年間留学、オタカル・シェフチクに師事。昭和10年斎藤秀雄指揮の新交響楽団(現・N響)とラロスペイン交響曲共演。15年ジョセフ・ローゼンストック指揮の同楽団とブルッフ協奏曲1番を、19年山田一雄指揮の日響とベートーベンの協奏曲を共演した。この間、11年東京で高木東六のピアノにより第1回リサイタルを開催。また弦楽四重奏団を主宰し、演奏活動も行った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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