デジタル大辞泉 「鱸庖丁」の意味・読み・例文・類語 すずきぼうちょう〔すずきバウチヤウ〕【鱸庖丁】 狂言。伯父に鯉こいの調達を頼まれた甥おいがカワウソに食われたとうそを言うので、伯父も、鱸を食べさせると言って料理法を長々と述べ、結局何も出さずに追い返す。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「鱸庖丁」の意味・読み・例文・類語 すずきぼうちょうすずきバウチャウ【鱸庖丁】 ( 「すすきぼうちょう」とも ) 狂言。各流。依頼されていた鯉を買うことを忘れ、獺(かわうそ)に食べられたと嘘をいう甥(おい)への仕返しに、伯父(おじ)はすずきをごちそうするといってその料理法を長々と語った後、すずきはほうじょう(包丁)という虫が食べたという。「天正本狂言」では「打身(うちみ)」。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例