鳥住村(読み)とりすみむら

日本歴史地名大系 「鳥住村」の解説

鳥住村
とりすみむら

[現在地名]黒滝村大字鳥住

百貝ひやつかい(百螺山)西麓、地蔵じぞう峠東北麓に立地。永正一一年(一五一四)四月の田地譲状(楠山家文書)に「トスミ カトウ五郎」、文禄五年(一五九六)九月の竹役催課状(同文書)に「クロタキカウノ内トリスミ」と記す。「鳥栖村」(慶長郷帳)とも書かれ、元禄郷帳には「トズミ」村と訓ずる。黒滝郷のうち。慶長郷帳では村高五八・二六九石、幕府領(代官大久保長安)。元和郷帳・寛永郷帳では五八・二六二石。のち延宝検地で村高は一三〇・八八三石と倍増した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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