鳥取県管内郡村名(読み)とつとりけんかんないぐんそんめい

日本歴史地名大系 「鳥取県管内郡村名」の解説

鳥取県管内郡村名
とつとりけんかんないぐんそんめい

一冊

版本 鳥取県立図書館

成立 明治五年

解説 明治四年の廃藩置県のあと、同五年一月一四日初めて県の達により行政区域(戸籍区)が定められ、すでに鳥取県の管轄に編入されていた隠岐国を含め全県が一一二区に分けられた。版本では上巻に因幡国八郡・五〇区、下巻に伯耆国六郡・五七区および隠岐国五区がカタカナの読みを付けてそれぞれ記されている。明治五年三月高草郡に編入された向国安村などが同郡として記載されることや、同六年一〇月成立した鳥取町郭内の町の名がみえないことから、同五年三月以降同六年一〇月以前の成立と考えられる。後筆の朱書書入れがあり、各区の頭に大区小区の記載があるが、これは明治六年一二月、先の一一二区を廃して一七大区・一一二小区に分けられた時のもの。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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