鳥屋三角田窯跡(読み)とやさんかくだようせき

日本歴史地名大系 「鳥屋三角田窯跡」の解説

鳥屋三角田窯跡
とやさんかくだようせき

[現在地名]大和町鶴巣 北目・大崎 三角田南

富谷丘陵の一部が吉田川のつくる狭い扇状地性低地に向かって東に張出した標高約六〇メートルの丘陵南斜面に立地。須恵器を生産した窯跡で、これまでに調査された二基は、ともに排水施設をもつ地下式無階無段の窖窯であり、焼成部・燃焼部・焚口・前庭部・灰原よりなる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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