鳥持ち網代(読み)トリモチアジロ

デジタル大辞泉 「鳥持ち網代」の意味・読み・例文・類語

とりもち‐あじろ【鳥持ち網代】

海鳥アビ小魚を追う習性を利用して、その小魚に集まるタイ・スズキなどを捕る漁場または漁法 春》

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「鳥持ち網代」の意味・読み・例文・類語

とりもち‐あじろ【鳥持網代】

  1. 〘 名詞 〙 海鳥のアビが小魚を追う習性を利用して、タイ・スズキなどを釣る漁場。また、その漁法。《 季語・春 》

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世界大百科事典(旧版)内の鳥持ち網代の言及

【アビ(阿比)】より

…両親から養育され,9~10週間でひとりだちする。 瀬戸内地方の豊島,斎(いつき)島では,アビ,シロエリオオハムの習性を利用した〈鳥持網代(とりもちあじろ)〉という漁法が冬季に行われる。回遊してきたイカナゴの群れを追ってこれらの鳥が集まる。…

※「鳥持ち網代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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