鳩山村(読み)はとやまむら

日本歴史地名大系 「鳩山村」の解説

鳩山村
はとやまむら

[現在地名]山田町鳩山

下総台地東部の丘陵地帯にあり、西は栗山くりやま川の支谷を境に新里につさと村、東は府馬ふま村。慶長一五年(一六一〇)長岡ながおか浅間せんげん大明神(現稲葉山神社)本社建立の棟札に寄進村の一として村名がみえる。同一八年旗本妻木氏は当村のうち四三石余など合せて五〇〇石を与えられている(知行宛行状)。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分では高一六四石余、幕府領と旗本山田・妻木・揖斐(二氏)領の五給。この五給支配は幕末まで続く(旧高旧領取調帳など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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