鳳凰山花崗岩(読み)ほうおうざんかこうがん

最新 地学事典 「鳳凰山花崗岩」の解説

ほうおうざんかこうがん
鳳凰山花崗岩

Hoozan granite

赤石山地東北縁に分布する西南日本外帯の花崗岩,甲斐駒ヶ岳花崗岩質岩体とも。粗粒斑状の花崗閃緑岩で,一部に強い流理構造が目だつ。四万十累層群を非調和に貫き,接触変成作用を与える。中生層の千枚岩形成に引き続いて貫入したと考えられる。斑状構造のないやや優白質な角閃石含有黒雲母花崗岩の甲斐駒花崗岩は本岩の周縁相で,その角閃石・黒雲母・アルカリ長石のK-Ar年代は,それぞれ14・12・10Ma。焼地蔵花崗岩に貫かれる。13.8〜12.4MaのジルコンU-Pb年代が報告されている(Sueoka et al., 2017)。模式地は釜無川支流の尾白川大塚弥之助(1940)命名

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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