鳴き旧る(読み)ナキフル

デジタル大辞泉 「鳴き旧る」の意味・読み・例文・類語

なき‐ふ・る【鳴き旧る】

[動ラ上二]鳴き声を聞き慣れて珍しくなくなる。
「―・りて後に語らへほととぎす老いて聞くべき初音ならずは」〈新千載・夏〉

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精選版 日本国語大辞典 「鳴き旧る」の意味・読み・例文・類語

なき‐ふ・る【鳴旧】

  1. 〘 自動詞 ラ行上二段活用 〙 耳慣れて鳴声が珍しくなくなる。
    1. [初出の実例]「百千鳥声のかぎりはなきふりぬまだおとづれぬものは君のみ」(出典:恵慶集(985‐987頃))

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