鳴き旧る(読み)ナキフル

デジタル大辞泉 「鳴き旧る」の意味・読み・例文・類語

なき‐ふ・る【鳴き旧る】

[動ラ上二]鳴き声を聞き慣れて珍しくなくなる。
「―・りて後に語らへほととぎす老いて聞くべき初音ならずは」〈新千載・夏〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鳴き旧る」の意味・読み・例文・類語

なき‐ふ・る【鳴旧】

  1. 〘 自動詞 ラ行上二段活用 〙 耳慣れて鳴声が珍しくなくなる。
    1. [初出の実例]「百千鳥声のかぎりはなきふりぬまだおとづれぬものは君のみ」(出典:恵慶集(985‐987頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む