鳴矢(読み)ナリヤ

デジタル大辞泉 「鳴矢」の意味・読み・例文・類語

なり‐や【鳴(り)矢】

鏑矢かぶらやのこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鳴矢」の意味・読み・例文・類語

なり‐や【鳴矢】

〘名〙 鏑矢(かぶらや)のこと。鳴り鏑。
万葉(8C後)九・一六七八「紀伊(き)の国の昔猟雄(さつを)の響矢(なりや)もち鹿(か)取りなびけし坂の上にそある」

なる‐や【鳴矢】

〘名〙 鏑矢(かぶらや)のこと。
今昔(1120頃か)二七「其をなむ鳴る箭を以て射たりければ」

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