鶴沢叶太郎(読み)ツルザワ カノタロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「鶴沢叶太郎」の解説

鶴沢 叶太郎
ツルザワ カノタロウ


職業
文楽三味線

専門
人形浄瑠璃,三味線

本名
矢野 昇(ヤノ ノボル)

生年月日
明治37年 10月10日

出身地
大阪府 大阪市

経歴
大正2年、9歳で4代鶴沢叶(2代清八)に入門し、6年初舞台。文楽三味線の最長老で、「沼津」「野崎村」などを得意とし、風格のある練れた音色で評価を集めていた。最後の舞台は昭和61年1月、大阪・国立文楽劇場の「廓文章」。

受賞
勲五等双光旭日章〔昭和56年〕 国立劇場賞〔昭和55年〕「夏祭浪花鑑

没年月日
昭和63年 3月13日 (1988年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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