鷲の宮神社(読み)わしのみやじんじや

日本歴史地名大系 「鷲の宮神社」の解説

鷲の宮神社
わしのみやじんじや

[現在地名]取手市寺田

寺田てらだ集落東北に鎮座。神体は七寸七分の天童が鷲に乗った像で、寺田旧記(取手市役所所蔵文書)に「鷲之宮は御丈七寸七分之天童鷲に乗玉ひし御姿也、元石宮ニ納置候処成沖之百姓勧化寄進し宮殿、雨屋、造営成就し、南北廿三間東西五間御見捨地上下、今鎮守と成」とみえる。この神体は大水の時堰にかかっていたのを、土地の人が拾い上げたものと伝えられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android