鸚鵡よく言えども飛鳥を離れず(読み)オウムヨクイエドモヒチョウヲハナレズ

デジタル大辞泉 の解説

鸚鵡おうむよくえども飛鳥ひちょうはなれず

《「礼記」曲礼上から》鸚鵡人間言葉をまねてうまく話すが、やはり鳥でしかない。口先ばかり達者で、実際行動が伴わないことをいうたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 の解説

おうむ【鸚鵡】 よく言(い)えども飛鳥(ひちょう)を離(はな)れず

  1. ( 「礼記‐曲礼上」の「鸚鵡能言、不飛鳥、猩猩能言、不禽獣」による ) 鸚鵡は、人間の言葉をまねて話すが、やはり鳥でしかない。転じて、口先ばかり達者で、実際の行動が伴わないことのたとえにいう。〔元和本下学集(1617)〕

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