鹿子足(読み)かのこあし

精選版 日本国語大辞典 「鹿子足」の意味・読み・例文・類語

かのこ‐あし【鹿子足】

  1. 〘 名詞 〙 馬の歩ませ方の一種。足踏みする拍子の間が大きく、前足を両方一度にあげてとぶさまが、鹿の走るのに似ているもの。かのこ。
    1. [初出の実例]「笠懸犬追物流鏑馬の類は馬を鹿子足(カノコアシ)に乗て射る也」(出典随筆貞丈雑記(1784頃)一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android