麦蛾(読み)バクガ

デジタル大辞泉 「麦蛾」の意味・読み・例文・類語

ばく‐が【麦×蛾】

キバガ科の昆虫。小形で灰褐色幼虫は黄白色で、稲・麦の穂や貯蔵穀物を食害する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「麦蛾」の意味・読み・例文・類語

ばく‐が【麦蛾】

  1. 〘 名詞 〙 キバガ科の小形のガ。はね開張約一五ミリメートル。体・はねともに灰褐色を帯びる。成虫はムギの穂に産卵し、幼虫は貯蔵ムギ、コメトウモロコシなどの穀物を食べる害虫で、食入した穀粒中で越冬する。日本各地、全世界分布

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「麦蛾」の解説

麦蛾 (バクガ)

学名Sitotroga cerealella
動物。キバガ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android