麻布新網町二丁目(読み)あざぶしんあみちようにちようめ

日本歴史地名大系 「麻布新網町二丁目」の解説

麻布新網町二丁目
あざぶしんあみちようにちようめ

[現在地名]港区東麻布ひがしあざぶ三丁目

麻布十番馬場あざぶじゆうばんばば町の南にある片側町。南は麻布十番川岸揚場、東側は道を隔て芝新しばしん門前一丁目代地と讃岐丸亀藩京極家中屋敷、西は幕臣邸地。成立の経緯沿革などは麻布新網町一丁目に記述。間数は東西京間四五間余・裏幅同、裏行は南北京間一三間、五九六坪余。家数四五、うち地主八・家守六(うち他住居五)・地借一・店借三五(数値は史料どおり)。自身番屋は一丁目に組合。火の番屋があり、宝暦五年(一七五五)町内往還五尺分に薪積置き許可。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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