黍離の嘆(読み)しょりのたん

故事成語を知る辞典 「黍離の嘆」の解説

黍離の嘆

昔、栄えていた町が、すっかり荒廃してしまったことに対する嘆き。

[由来] 「詩経―王風」に収録された「黍離」という詩から。紀元前七七〇年、異民族の侵入を受けたしゅう王朝は、都をこうけい(現在のせん西せい省西安市付近)から、らくゆう(現在の河南省洛陽市)へと移して、難を逃れました。その後、周王朝のある貴族鎬京を訪れた際に、かつての王宮が穀物畑になってしまったようすを見て作ったのが、この詩。「の黍、離離りりたり(あのあたりでは、キビの穂が実って垂れている)」という中にたたずんで、時勢の変化を嘆いています。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

関連語 離離

冬に 4日間暖かい日が続くと 3日間寒い日が続き,また暖かい日が訪れるというように,7日の周期で寒暖が繰り返されることをいう。朝鮮半島や中国北東部の冬に典型的な気象現象で,日本でもみられる。冬のシベリ...

三寒四温の用語解説を読む