精選版 日本国語大辞典 「黒み渡る」の意味・読み・例文・類語
くろみ‐わた・る【黒渡】
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
- ① ある物全体が黒くなる。一面に黒くなる。
- ② 人がみな黒い喪服を着る。
- [初出の実例]「殿上人など、なべて一つ色にくろみわたりて、物のはえなき春の暮なり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)薄雲)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...