黒山鬼窟(読み)こくさんきくつ

精選版 日本国語大辞典 「黒山鬼窟」の意味・読み・例文・類語

こくさん‐きくつ【黒山鬼窟】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「こくざんきくつ」とも ) 不浄な苦悩に満ちた山やおそろしい鬼などの住むほらあな。転じて、蒙昧外道(げどう)世界のたとえ。仏道以外の邪悪な世界。
    1. [初出の実例]「黒山鬼窟の進歩退歩」(出典:正法眼蔵(1231‐53)一顆明珠)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む