精選版 日本国語大辞典 「黒戸の浜」の意味・読み・例文・類語 くろと‐の‐はま【黒戸浜・畔戸浜】 昔の東京湾東岸にあった浜の呼称。小櫃(おびつ)川河口の付近。[初出の実例]「黒戸浜 クロドノハマ 上総」(出典:文明本節用集(室町中))黒戸の浜の補助注記「更級日記」の「その夜は、くろとのはまといふ所に泊まる。〈略〉まどろまじこよひならではいつか見むくろとのはまの秋の夜の月」は、千葉市登戸から稲毛に至る海岸、黒砂の古名という説もある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例