黒母衣(読み)クロホロ

デジタル大辞泉 「黒母衣」の意味・読み・例文・類語

くろ‐ほろ【黒衣】

よろいの背につける母衣の黒いもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「黒母衣」の意味・読み・例文・類語

くろ‐ほろ【黒母衣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「くろぼろ」とも )
  2. 鷲の保呂羽(ほろば)の黒いもの。矢羽に用いる。
    1. [初出の実例]「くろほろの矢負ひ、塗籠(ぬりごめどう)の弓もって」(出典平治物語(1220頃か)中)
  3. (よろい)の背につける母衣(ほろ)の黒いもの。
    1. [初出の実例]「黒赤(こくしゃく)の母衣の者廿人、製し立らるべきとて、〈略〉此十人は黒母衣(クロホロ)にさだめ給ふ」(出典:信長記(1622)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む