黒色ターフ土壌(読み)こくしょくターフどじょう(その他表記)black turf soil

岩石学辞典 「黒色ターフ土壌」の解説

黒色ターフ土壌

アフリカ内の南ローデシアやトランスヴァールに見られる土壌で,灰黒色または茶黒色の特徴がある.この土壌は粘土含有量が高く,石灰質団塊が存在することがある.有機性成分は低く,浸透が妨げられたために暗色である[Robinson : 1936].泥炭あるいは芝生のことをturfという.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android