黒谷上人語燈録(読み)くろだにしょうにんごとうろく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「黒谷上人語燈録」の意味・わかりやすい解説

黒谷上人語燈録
くろだにしょうにんごとうろく

源空 (法然) の遺文法語を集録した文献で,了恵道光の編纂になるもの。 18巻より成り,10巻より成る『漢語燈録』,5巻より成る『和語燈録』,それに『拾遺黒谷上人語燈録』3巻を加えたもの。そのうち源空の『大経釈』『観経釈』『小経釈』『選択本願念仏集』などが『漢語燈録』に収められ,『和語燈録』には『一枚起請文』,書簡類などを載せている。

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