遺文(読み)イブン

精選版 日本国語大辞典 「遺文」の意味・読み・例文・類語

い‐ぶんヰ‥【遺文】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 死んだ人が書きのこしておいた文章類。また、生前には発表されなかった文章類。
    1. [初出の実例]「范別駕(はんべつか)の遺文を集む〈源順〉」(出典和漢朗詠集(1018頃)下)
  3. 現存する過去の文章・文献。
    1. [初出の実例]「文は六籍、古の遺文なり」(出典:足利本論語抄(16C)述而第七)
    2. [その他の文献]〔史記‐太史公自序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む