龍福寺村(読み)りゆうふくじむら

日本歴史地名大系 「龍福寺村」の解説

龍福寺村
りゆうふくじむら

[現在地名]北部町立福寺りゆうふくじ

さんノ岳山系の裾野に位置し、立福寺川の下流にある。北西太郎迫たろうざこ村、南は河東かわひがし村に接する。寛永一四年(一六三七)の新地野開帳に村名がある。「国誌」によれば五町手永に属し、一般に上下二村に分けてよばれ、「薦田村山口村岩下村筑山村等ノ小村アリ」とある。文政八年(一八二五)の五町手永略手鑑では、高三〇二石六斗余、田五町一反五畝余・畑三〇町四反五畝余である。明治一四年(一八八一)の「郡村誌」に立福寺村とあり、家数九〇・人数四四六、馬七三、同七年の物産として大根一九万九千五〇〇本・西瓜六千一二〇・煙草四千八〇縄・竹箒三千三〇〇本などがあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 河東 中略

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android