精選版 日本国語大辞典 「龍脳樹」の意味・読み・例文・類語 りゅうのう‐じゅリュウナウ‥【龍脳樹】 〘 名詞 〙 フタバガキ科の常緑大高木。マレーシア原産。高さ五〇メートルに達する。葉は柄をもち卵形で厚く、長さ一〇センチメートル内外。芳香のある白い五弁花が多数枝先に円錐状につく。果実は球形で翼がある。心材に龍脳と呼ばれる芳香物質を含み、古来、香料に用いる。材を蒸留して得る龍脳油は眼薬や歯痛薬に用いる。龍脳。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例