龍門庄(読み)りゆうもんのしよう

日本歴史地名大系 「龍門庄」の解説

龍門庄
りゆうもんのしよう

大石おおいし川流域の龍門一帯に比定される。八条院領。「大石之庄滝門」とあるのが(明徳二年二月一一日「宝積坊盛満旦那売券」熊野那智大社文書)、龍門と思われるので、近接する大石庄の内であったといえるものの大石庄・滝門ともよめる。また史料上多くは同庄と別にみえ、その初見も同庄よりさかのぼる。安元二年(一一七六)二月の八条院領目録(国立公文書館蔵山科家古文書)に「龍門」とみえ、八条院(鳥羽院皇女子)領であったことが知られる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む