ドイツ英雄伝説(読み)ドイツエイユウデンセツ

デジタル大辞泉 「ドイツ英雄伝説」の意味・読み・例文・類語

ドイツえいゆうでんせつ【ドイツ英雄伝説】

原題、〈ドイツDie deutsche Heldensageグリム著作。1829年刊。叙事詩ニーベルンゲンの歌」や古代ゲルマンの英雄伝説収集・研究したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のドイツ英雄伝説の言及

【グリム兄弟】より

…そのほか単独の著述として,ヤーコプの四部作《ドイツ文法》(1819‐37)はゲルマン語の子音推移を体系化した〈グリムの法則〉などによって比較言語学の記念碑的著作であり,《ドイツ法律古事誌》(1828),《ドイツ神話学》(1835),法資料集《ワイステューマー》4巻(1840‐63),《ドイツ語史》(1848)などいずれも画期的業績である。ウィルヘルムは《ドイツ英雄伝説》(1829)を著し,また多くのドイツ中世文学作品を編纂し世に出した。【橋本 郁雄】。…

※「ドイツ英雄伝説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android