三つのはじめ(読み)みつのはじめ

精選版 日本国語大辞典 「三つのはじめ」の意味・読み・例文・類語

みつ【三つ】 の はじめ

  1. ( 「三元(さんげん)」または「三始(さんし)」の訓読み。年、月、日のはじめであるところから ) 正月元日。
    1. [初出の実例]「あらたまの年も月日も行きかへりみつの初の春はきにけり〈藤原顕朝〉」(出典:建長八年百首歌合(1256))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android