上菅口村(読み)かみすげぐちむら

日本歴史地名大系 「上菅口村」の解説

上菅口村
かみすげぐちむら

[現在地名]敷島町上菅口

獅子平ししだいら村の北西あら川の支流亀沢かめざわ川流域にある。慶長七年(一六〇二)の上菅口村検地帳(県立図書館蔵)によると反別は畑六町二反余、屋敷三九五坪・屋敷数一二。ほかに除地(香西寺寺地)二八坪。慶長古高帳では高四〇石余。貞享元年(一六八四)の検地帳(県立図書館蔵)では高四六石余、反別は田二反余・畑五町二反余・屋敷三反余。宝暦六年(一七五六)版三郡村高帳によると杣屋敷高役引三八石余。文化三年(一八〇六)の書上(中巨摩郡志)によると家数二五・人数九一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android