五郎兵衛町(読み)ごろべえちよう

日本歴史地名大系 「五郎兵衛町」の解説

五郎兵衛町
ごろべえちよう

[現在地名]中央区八重洲やえす二丁目

狩野かのう屋敷の南にあり、東西に続く両側町。南は京橋北紺屋きようばしきたこんや町、東はたたみ町、西は外堀端の通りで鍛冶橋かじばし御門外にあたる。町名は草創名主中野五郎兵衛の居宅があったことに由来し(東京府志料)子孫は名主を世襲した(宝暦七年万世町鑑・安政七年泰平町鑑など)。安永三年小間附町鑑によれば京間一一四間五尺、公役金を納める。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android