倹樸(読み)けんぼく

精選版 日本国語大辞典 「倹樸」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぼく【倹樸】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) つつましく飾りがないこと。ぜいたくをしないで質素なこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「其民亦倹樸強毅にして豪爽不屈の気あり」(出典:明六雑誌‐三号(1874)陳言一則〈西村茂樹〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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