同流れを掬ぶ(読み)おなじながれをむすぶ

精選版 日本国語大辞典 「同流れを掬ぶ」の意味・読み・例文・類語

おなじ【同】 流(なが)れを掬(むす)

  1. 個々の人が同じ流れの水を手のひらですくって汲みあう。同じ因縁につながる者のたとえにいう。
    1. [初出の実例]「一樹のかげにやどりあひ、おなしなかれをむすふだに、別はかなしきならひぞかし」(出典:高野本平家(13C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android