善くぞ(読み)ヨクゾ

デジタル大辞泉 「善くぞ」の意味・読み・例文・類語

よく‐ぞ【善くぞ】

[副]《「ぞ」は強意係助詞》よくもまあ。本当によく。「善くぞがんばった」「善くぞ言ってくれた」

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精選版 日本国語大辞典 「善くぞ」の意味・読み・例文・類語

よく‐ぞ【善ぞ】

  1. 〘 副詞 〙 ( 副詞「よく(善)」に助詞「ぞ」の付いてできたもの ) 「よく(善)」を強めていう。実によく。よくもまあ。
    1. [初出の実例]「よくぞ思ふ事を急ぎしてけるとおぼす」(出典:落窪物語(10C後)四)
    2. 「よくぞ人間がそんな声を出せると」(出典:蝗(1964)〈田村泰次郎〉)

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