土地訛(読み)とちなまり

精選版 日本国語大辞典 「土地訛」の意味・読み・例文・類語

とち‐なまり【土地訛】

  1. 〘 名詞 〙 標準的な発音と違った、その土地特有のなまり。また、そのことば。
    1. [初出の実例]「何事か面白ろさうに土地訛(トチナマリ)で話して居る」(出典:渚(1907)〈国木田独歩〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android