天つ次いで(読み)あまつついで

精選版 日本国語大辞典 「天つ次いで」の意味・読み・例文・類語

あまつ【天つ】 次(つ)いで

  1. 神代からひきつづいて伝えてきたこと。天上からのきまったこと。高天原以来のきまり。
    1. [初出の実例]「神の礼自、臣の礼自と、恐み恐みも、天津次(あまツツイテ)の神賀(かむほめ)の吉詞(よきことば)白し賜はくと奏す」(出典延喜式(927)祝詞)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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